仏滅は本当に縁起が悪い?「物滅」というもう一つの解釈
六曜のなかでもっとも避けられがちな仏滅(ぶつめつ)。でも実は、仏滅にはあまり知られていない、前向きなもう一つの顔があります。
仏滅とお釈迦さまは関係がない
「仏も滅するほどの凶日」と書きますが、六曜は中国生まれの時刻占いが起源で、仏教とはまったく関係がありません。この日はもともと「空亡」「虚亡」と呼ばれ、のちに「物滅」の字が当てられ、さらに縁起をかつぐ江戸の人々によって「仏」の字に変わっていったといわれます。お寺の行事が仏滅に行われることも、ごく普通にあります。
「物滅」— いったん滅びて、新しく始まる日
本来の字である「物滅」には、「古いものがいったん終わり、新しいものが始まる」という解釈があります。この見方では、仏滅はゼロに戻るリセットの日。「大安よりも新規スタートに良い」と考える流派すらあるほどです。
仏滅の上手な過ごし方
手放す・片づける・仕切り直すことに最適です。使っていないものの処分、人間関係やSNSの整理、模様替え、悪習慣をやめる決意——「終わらせることで始める」一日にしてみてください。翌日は必ず大安。滅した場所に、新しい福が入ってきます。
まとめ
仏滅は「何もできない日」ではなく「空っぽにできる日」。暦の解釈はひとつではありません。自分が前向きになれる読み方を選ぶことが、いちばんの開運です。